内臓脂肪型肥満について

肥満、と聞いたら、太っているというイメージがあります。
もちろん、その認識で正解です。

 

しかし、内臓脂肪型肥満は外見上は太って見えない場合があるので注意が必要となります。

 

そもそも肥満には2種類があります。
内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満の二つです。

 

皮下脂肪型肥満

皮下脂肪型肥満は皮下脂肪が多い肥満のことを言います。
お尻や太ももに脂肪が蓄積して下半身がふっくらとしていることから【洋ナシ型肥満】と言われることも。
皮下脂肪型肥満だからといって、内臓脂肪が無いというわけではありませんので、やはり注意が必要です。

 

内臓脂肪型肥満

内臓脂肪型肥満というのは、内臓周辺に脂肪が多く蓄積されている肥満のこと。
たとえ皮下脂肪がほとんどなく、外見はスリムであったとしても内臓脂肪が多ければ内臓脂肪型肥満となります。

 

内臓脂肪型肥満の特徴は【お腹が出ている】という点。
お腹周りだけ太いことから【リンゴ型肥満】と呼ばれたりもします。

 

お腹に内臓脂肪が溜まっていると、指で押したときに硬く感じることがありますので目安のひとつに。

 

内臓脂肪型肥満は放っておくと様々な生活習慣病を引き起こす原因となってしまいます。
例えば、糖尿病、高脂血症、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクが数段跳ね上がります。

 

内臓脂肪型肥満を判定しよう

家庭で簡単にできる肥満の測定方法にBMI(ボディマスインデックス)があります。

 

BMIの計算式は

 

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI

 

となっています。
BMIの標準値は22で、25以上は肥満であるとされています。

 

さらにウエストも測りましょう。
男性であれば85cm以上、女性なら90cm以上の腹囲があれば内臓脂肪型肥満であると考えられます。

 

正確に調べるなら、病院でCTスキャンするのが最も確実な方法ですが、なかなか簡単に受けることができるものでもないので、BMIとウエストのサイズを目安に判定をするようにしたいところ。

 

ちなみにCTスキャンで内臓脂肪の面積が100平方cm以上である場合は内臓脂肪型肥満と認定されます。

 

最近では家庭用の体重計に体脂肪を計測することができるものが多く販売されるようになっています。

 

体脂肪率の平均値は以下の通りです。

 

男性:15〜20%前後
女性:20〜25%前後

 

体脂肪率から肥満であると判断できるのは以下の通り。

 

男性:25%以上
女性:30%以上

 

内臓脂肪型肥満になりやすい人って?

内臓脂肪型肥満になりやすい人には傾向が見られます。

 

カロリーの高い食事を好む

カロリーが高い食事ほど太るのは誰でも知っていることですよね。
特に脂っこい食事やお菓子などの甘い食べ物は注意。
なお、メロンパンやチョココロネなどの菓子パンは意外と高カロリーなので食べ過ぎないようにしたいところです。

 

アルコールが大好き

アルコールは1gあたり5kcalもある高カロリーな物質です。
お酒は結構を良くしますし、適量であれば健康促進をしてくれるものです。
しかし度を過ぎた飲酒は内臓脂肪を溜め込んでしまうので注意。
さらにアルコールが入ることで食欲が増進されて、気がついたらカロリーオーバー、ということにも。

 

運動しない人

デスクワーカーの人は特に注意が必要です。
やはり運動をしなくては摂取したエネルギーを消費することができずに内臓脂肪を溜め込んでしまいます。